利用者各位で目指す楽しいドッグパークとは
今年の春は、例年になく植物の生育が早くドッグパークの大島桜にはサクランボが色付き、スミレ、タンポポ、シロツメ草と続き、第2伝道場にはイヌビワの白い花が咲いています。
ゴールデンウィーク前半4月末の3日間、博多の森ドッグパークには101頭のワンコが訪れました。
そのうち1割は新規来場者でした。
受付の際、この施設をどのようにして知ったか聞いてみると「車での通りすがり」・「友人からの紹介」・「インターネットからの情報」この三つが多い。
このドッグパークの伝道場来場者は、当然ながら犬と一緒に遊ぶために来ている人達ではあるが、飼養者として他の方から飼養に関する情報やテクニックを学ぼうとする謙虚な方、また愛犬の“しつけ”として他の犬との“交流体験”を目的に来場する方と様々。
しかし目的意識が明確だから場内での決まり事やルールに関しても、事前にインターネットや利用案内に目を通し、禁止行為に関しても理解済みのはずであるが中には目的を勘違いされている方や、他のドッグラン、遊び場と一緒と間違っている方もある。
見ていたはずなのに規定をお忘れの方もある。
以下、よく見かける事例をあげると。(見かけたくはないのだが)
- @散歩中の犬の公衆トイレと勘違い。
- (明らかにオシッコ・排泄を目的に場内を連れ歩く。)
- A家での遊びとの混同。
- (他の犬にはお構いなしのボール遊び、「規定では禁止行為と
なっていますが」、少ない場合は他の飼養者の了解が得られた
場合のみOK。おやつ与えも同様。了解なしの遊具使用は迷惑
になる危険性あり。)
〜すでに一度、お腹を開いてボールを摘出するような事故が発生しています。〜
- B執拗なマウンティングや長時間の追尾行為の放任。
- C吼え続ける攻撃的な犬への放任行為。
- (管理者に対処法を相談しましょう)
- Dリードが必要な区域で許可なくフリーにしてしまう行為。
- (管理者が許可した場合を除く。場所の移動時含め自己判断で
フリーにしないで下さい。)
- E脱糞行為の見落とし、消臭水の掛け忘れ。
- (他の犬のものだからと、報告ではなく発見者による自発的な
回収及び処理をお願いしています)
利用者が互いに気を付けあってこそ楽しい場所、快適環境が継続できるのです。
どこかにあるような無法地帯のドッグランや、ウンチが落ちていたり、オシッコの臭いがひどい場所へは、誰も連れて行きたくはないはず。
もう一度、ホームページでの規定の確認。もしくは場内受付所壁面の「ドッグパーク利用規定」を再確認していただき、利用者が快適に楽しめる伝道場作りにご協力ください。
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